傲慢すぎる警視に衛られて愛される
「あの!」


逢坂は愛を無視する。


「昨日のアレ、毎回、あんなことして逮捕してるんですか?」


逢坂は無視を続けて資料を手に取った。

愛は逢坂の持ってる資料を取り上げる。


「おい」

「答えてください。毎回、あんな捜査をしてるんですか」


逢坂は愛を睨みつける。


「それが俺のやり方だ」


そう言って愛から資料を奪う。


「あんなことして被害者の心の傷を考えたことあるんですか」

「じゃあ、お前は注意だけで、何度もストーカーされ続ける方が良いって言うのか」

「それは、違いますけど、他に被害者が傷つかない方法があると思います」

「今の法律じゃ、ストーカーは重罪にならない。逮捕しても、すぐに出てくる。それを変えたいなら政治家にでもなれ」

(わかってる……でも、こんなやり方は違う)


愛は奥歯を噛みしめた。


「……あんなやり方は間違ってます」

「じゃあ、お前はどうするんだよ」

「私は……事件になる前に未然に防ぎます」


逢坂、鼻で笑う。


「話にならないな」

「ストーカーの行動パターンを読み、被害者周辺の日常と変わったところを読み取り、対策を練るんです。だって、ここは対策係ですよね?」

「そんなの何の解決にもならない」

「私はストーカーの対策係だから、ここに来たんです! 被害者を護る為にここに来たんです!」


逢坂は起き上がり愛に何か言おうとしたところで真理恵が間に入った。


「はいはい、もうおしまい。仕事はいっぱいあるのよ。働いて~」

「……ごめんなさい」


愛は自分の席についた。


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