傲慢すぎる警視に衛られて愛される
廊下にでた2人はお互い目を合わせない。

逢坂が何も言わないので愛が先に声をかけた。


「用ってなんですか?」

「あ、それは……」


愛が不審な表情で逢坂を見る。


「なんですか?」

「あ、あれだよ! この前の夜の、あれの」

「はい?」

「あれの報告書! まだ提出されてないぞ! さっさと用意しろ!」

「私がするんですか?」

「当たり前だろ!」

「なんで当たり前なんですか!」

「報告書も研修の1つだ! まったく俺がいちいち言わないとわからないのか」


そう言うと逢坂はコーヒーを1つ飲む。


「あの、なんでコーヒー2つ?」

「こ、これは……甘いのと苦いのだよ! 俺は交互に飲むんだ! 覚えとけ!」


それだけ言うと逢坂は立ち去って行った。


(なんなの! 本当に嫌い!)


愛はべーっと舌を出した。
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