傲慢すぎる警視に衛られて愛される
早坂がさらに愛に顔を近づけてくる。
「山下さん」
「は、はい」
「今夜、ここに来てよかった?」
愛はその問いに、すぐに答えられなかった。
(正直に言えばよかったと思っている。家で1人になったら姉のことが心配でたまらなくなる)
「……どうでしょう」
「また心の声と違う」
「先生こそ」
「え?」
「先生の本音も、まだ聞いてないです」
早坂が目を細めた。
まるで心の距離を離すように早坂の身体が離れた。
「キミに興味があるのは本当だよ」
「興味? それは検体的な?」
「はははっ違うよ」
そして再び艶やかな瞳を愛に向ける。
「女性としてに決まってるじゃない」
愛は顔が熱くなった。
「か、からかわないでください!」
「本当だよ」
「え?」
「キミは初対面で僕に笑顔に違和感があるって言ったでしょ」
「ごめんなさい! あれは」
「いや、怒ってるんじゃないんだ。この感情がまだ何か自分でも、わからないんだ。驚くに近いのかな」
「驚く?」
「うまく言えないんだけど、初めてそんなことを言われたんだよ。だからすごく興味深い」
今度は意地悪な笑みでも、営業スマイルでもない微笑を早坂は浮かべていた。
「山下さん」
「は、はい」
「今夜、ここに来てよかった?」
愛はその問いに、すぐに答えられなかった。
(正直に言えばよかったと思っている。家で1人になったら姉のことが心配でたまらなくなる)
「……どうでしょう」
「また心の声と違う」
「先生こそ」
「え?」
「先生の本音も、まだ聞いてないです」
早坂が目を細めた。
まるで心の距離を離すように早坂の身体が離れた。
「キミに興味があるのは本当だよ」
「興味? それは検体的な?」
「はははっ違うよ」
そして再び艶やかな瞳を愛に向ける。
「女性としてに決まってるじゃない」
愛は顔が熱くなった。
「か、からかわないでください!」
「本当だよ」
「え?」
「キミは初対面で僕に笑顔に違和感があるって言ったでしょ」
「ごめんなさい! あれは」
「いや、怒ってるんじゃないんだ。この感情がまだ何か自分でも、わからないんだ。驚くに近いのかな」
「驚く?」
「うまく言えないんだけど、初めてそんなことを言われたんだよ。だからすごく興味深い」
今度は意地悪な笑みでも、営業スマイルでもない微笑を早坂は浮かべていた。