傲慢すぎる警視に衛られて愛される
この2人のやりとりを見ていた人物がいた。
逢坂だ。
コンビニの袋を片手に提げたまま、足が止まる。
街灯の下で愛と早坂が抱き合っていた。
逢坂は動けなかった。
足を地面からでてきたつるにからめとられたように、しばらく、その場に立ったままだった。
コンビニの袋が、手の中でわずかに軋む。
早坂が愛をゆっくりと離すのが見えた。
2人が向かい合って、何か話している。
距離が遠くて声は聞こえない。
聞こえなくていいと思った。
早坂が歩き出した。
早坂は手だけを振って角を曲がった。
愛がその場に立ちすくんでいる。
逢坂はそれを見ていた。
しばらくして愛がゆっくりと歩き出し、マンションのエントランスに消えていった。
夜道に、人影がなくなった。
(あいつ、こんな時に恋愛ごっこかよ)
逢坂は舌打ちした。
視線を前に戻し歩き出す。
さっき見たものを頭の中で整理しようとした。
早坂が愛を抱いていた。
(早坂も早坂だ! 仕事とプライベートの区別くらいつけろよ。だいたい今まで警察関係者には手を出さなかったくせに、めんどくせぇことを)
逢坂は歩き続けた。
タイミングよく信号が青に変わる。
渡りながら、なぜかコンビニで買ったものを全部返してきたくなった。
(胃がむかむかして食欲がない)
「あ~うぜぇ!」
逢坂は立ち止まり、片手で頭を搔きむしった。
逢坂だ。
コンビニの袋を片手に提げたまま、足が止まる。
街灯の下で愛と早坂が抱き合っていた。
逢坂は動けなかった。
足を地面からでてきたつるにからめとられたように、しばらく、その場に立ったままだった。
コンビニの袋が、手の中でわずかに軋む。
早坂が愛をゆっくりと離すのが見えた。
2人が向かい合って、何か話している。
距離が遠くて声は聞こえない。
聞こえなくていいと思った。
早坂が歩き出した。
早坂は手だけを振って角を曲がった。
愛がその場に立ちすくんでいる。
逢坂はそれを見ていた。
しばらくして愛がゆっくりと歩き出し、マンションのエントランスに消えていった。
夜道に、人影がなくなった。
(あいつ、こんな時に恋愛ごっこかよ)
逢坂は舌打ちした。
視線を前に戻し歩き出す。
さっき見たものを頭の中で整理しようとした。
早坂が愛を抱いていた。
(早坂も早坂だ! 仕事とプライベートの区別くらいつけろよ。だいたい今まで警察関係者には手を出さなかったくせに、めんどくせぇことを)
逢坂は歩き続けた。
タイミングよく信号が青に変わる。
渡りながら、なぜかコンビニで買ったものを全部返してきたくなった。
(胃がむかむかして食欲がない)
「あ~うぜぇ!」
逢坂は立ち止まり、片手で頭を搔きむしった。