傲慢すぎる警視に衛られて愛される
自席についても頭の中では、さっき聞いた話がまだぐるぐると渦巻いていた。

逢坂は捜査に行っていて居ない。


(逢坂さんは、護ろうとしたんだ)


それでも、護りきれなかった。


(だから、今のやり方を選んだ。護ることより、確実に仕留めることを優先する。感情を挟まず、被害者を囮にしてでも犯人を捕まえようとする、あの冷たいやり方)


愛は頭を振った。


(でも……やっぱり私には被害者を囮にするなんて、出来ない)


愛は缶コーヒーを一口飲んだ。

苦かった。
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