無能魔女の甘すぎる誤算 ~成り行きで助けた最強魔術師様が熱烈に求愛してくるのですが~
 もし本当にレイが王子なら、本来なら言葉を交わすこともなかっただろう。
 弟のように大事なら、心を鬼にして突き放すべきだ。

 それなのに──。

 危ういほど近づいた距離を拒むことができなかった。




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