無能魔女の甘すぎる誤算 ~成り行きで助けた最強魔術師様が熱烈に求愛してくるのですが~
リディアが広げたのは、ちょうどシリルが読んでいたのと同じ新聞記事だった。王族を騙って詐欺を働こうとした反逆者が現れたという内容だ。
「これって、カーティスさんがレイを反逆者だって報告したんってことでしょうか?」
「いや、カーティスに限ってそんなことは絶対にない」
シリルは即座に否定する。
「でも、タイミング的にそれしか考えられなくないですか⁉」
リディアも負けじと言い返した。
昨日現れたカーティスはレイのことを第二王子である可能性が高いと断言し、王宮にそれを報告すると言っていた。
それとときを同じくして、レイが王族を騙った反逆者だという記事。
何も関連がないと考えるには無理がある。
「たしかにタイミング的にはそうなんだが、カーティスはそんなことする奴じゃない。きっと、何か事情があるはずだ」
「事情って?」
「それはわからない。だから、俺が今から確認に行ってくる」
「え? 今から?」
「ああ、今からだ。ことがことだけに、早いほうがいい」
シリルは頷く。
「これって、カーティスさんがレイを反逆者だって報告したんってことでしょうか?」
「いや、カーティスに限ってそんなことは絶対にない」
シリルは即座に否定する。
「でも、タイミング的にそれしか考えられなくないですか⁉」
リディアも負けじと言い返した。
昨日現れたカーティスはレイのことを第二王子である可能性が高いと断言し、王宮にそれを報告すると言っていた。
それとときを同じくして、レイが王族を騙った反逆者だという記事。
何も関連がないと考えるには無理がある。
「たしかにタイミング的にはそうなんだが、カーティスはそんなことする奴じゃない。きっと、何か事情があるはずだ」
「事情って?」
「それはわからない。だから、俺が今から確認に行ってくる」
「え? 今から?」
「ああ、今からだ。ことがことだけに、早いほうがいい」
シリルは頷く。