モフモフ王子様のお世話係になりました!~イケメン王子と秘密の共同生活~

7話 パンダ王子と共同生活

次の日の朝。

キッチンへ行くと、信じられない光景が広がっていた。

「おはよう、天音」

にこやかにパンを食べるリアン。
テーブルには豪華な朝ごはん。

「ちょ、なんでここにいるのよ!」

「なんでって……」

早く隠れないとパパに見つかっちゃう。


そのとき、パパがエプロン姿で現れた。

(あ! パパ!?)

その手には山積みのパンケーキが――。

「リアンくん、これも食べてみて~」

「ありがとう。パパ殿」

リアンは丁寧にお礼を言っている。

「なに、なに、どうなってるの?」

「せっかく隣国の王子様が来てくれたんだ。おもてなししなきゃ!」

「はぁぁぁ!? パパ、信じちゃったの!?」

「だって、こんな美少年が『王子です』って言ったら、誰だって信じるだろ?」

「いや、信じないでよ!!」

わたしはパパに呆れる。
リアンはというと我関せずで満足そうに、ふわふわのパンケーキをほおばっていた。

「この家は、とても居心地がいいな」

なにこの適応力の高さ!

「もう、よくないよ!!」

わたしのツッコミが朝の食卓にひびいた。

こうして、パンダ王子リアンとの共同生活が始まった。

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