『学校のクール王子と365日ひとつ屋根の下!? 〜家では溺愛狼でした〜』
「……零くん……?」

学校では女子からの告白を毎日冷たく断っている、あの雲の上の存在の九条零くん。

席が遠い私なんて、一度も目を合わせたことすらなかったはずの彼が、なぜか目の前にいる。

零くんは、パチクリと目を丸くしている私を、じっと見下ろした。

そして、フッと意地悪そうに口元を緩めた。

「ふーん。お前が、今日からうちに来る居候?」

「え、あ、はいっ……!」あまりのイケメンオーラに圧倒されて、一歩後ろに下がる私。

すると零くんは、私の腕をきゅっと掴んで、強引に家の、中へと引き寄せた。

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