泣いているのは君のせいじゃない
「わ、私行くから!」

小走りで教室を後にしようとすると

「あのさ、」と、後ろから声が聞こえて振り返る。

「なに?」

「…さっきなんであんなこと言った?」

「…」

「逃げるな、生きることが使命だとかなんとか」



さっきまでの笑顔は消え真剣な眼差しで見つめてくる城田くん。






「あなたに死んでほしくないからだよ」


私はストレートに言葉にして伝えた。
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