一途な社長に溺愛を教え込まれた夜
慧さんはそう言うと、タオルにボディーソープをたっぷり含ませ、丁寧に私の身体を洗ってくれた。

彼の大きな手が、背中から足先まで、泡の感触とともに滑っていく。

「慧さん……っ」

「ん?」

不意に、彼の指先が私のツンと立った突起に触れた。

電気のような衝撃が脳天を突き抜ける。

「美優の胸、弾力があって気持ちいいな。……我慢するのも限界が近いかもしれない」

慧さんは私の肩に熱いキスを落とし、シャワーで丁寧に泡を流してくれた。

シャワーの音にかき消されそうな吐息を聴きながら、今度は私がタオルを奪い取った。

「……私も、慧さんの身体を洗いたい」

彼の逞しい背中から、胸元へとタオルを滑らせる。

鍛え上げられた筋肉の感触が、手のひらを通してダイレクトに伝わってくる。

最後に、彼が最も熱く脈打つ場所にタオルを当てると、彼の喉の奥から切ない声が漏れた。
< 72 / 92 >

この作品をシェア

pagetop