一途な社長に溺愛を教え込まれた夜
「ああっ……! 熱い……っ! 熱いよ、慧さん……っ!」

「ああ……ッ! まだ……まだ出てる……っ。俺のすべてを、美優の中に……っ」

彼の吐息が私の首筋に吹きかかり、彼自身もまた、快感の絶頂で身体を硬直させている。

私の身体の中に、彼の熱い鼓動が次々と流れ込んでくる感覚。

それは、甘く、切なく、そして恐ろしいほど満ち足りた時間だった。

やがて、激しい嵐が過ぎ去ったように、彼は大きく息を吐き出しながら、私の身体にぐったりと重みを預けてきた。

彼の心音は、まだ激しく私の胸に響いている。彼の汗が、私の肌を伝い落ちる。

「……美優」

しばらくの沈黙の後、慧さんは愛おしそうに私の髪を撫でた。

彼の視線は、満足感と安心感に満ちていて、まるで世界を手に入れたような顔をしている。

「……君だけだ。君だけなんだよ、美優」
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