10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
ハッ――…!!!
勢いよく、健くんに顔を向ける。
……気づかれてた?
「頼むから、普通にしてくれよ。さすがに凹むわ」
力のない声だった。
表情だって切なくて。
きちんと“答えを出す”って決めたのに、傷つけてしまった……
「……ごめん」
俯きながら、謝った。
本当に、ごめん。
「……それはさ」
「……え?」
「どういう意味のごめん?」
健くんの、真っすぐな視線。
どういう、意味の?
それは……
「さけてばかりで、健くんを傷つけてしまったから」
やっぱり、俯きながらじゃなきゃ、言えなかった。
「じゃあ、勝負は、まだ終わってないってことだよな」
……え?
「おいっ、和馬っ!!!」
健くんは、席についている和馬くんに向かって声を上げた。
不機嫌そうに、こちらを見る和馬くん。
「俺と、本気で勝負しろ」