10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
頭上から落ちてきた声。
か、和馬くんっ!!?
ブリキのおもちゃのようにギシギシと顔を上げると、そこには相変わらず不機嫌な和馬くんと、これまた相変わらず無表情な健くんがいた。
いや、2人だけじゃない。
その後ろには、龍兄もいる。
龍兄の背後からはただならぬオーラがメラメラと揺らめいていた。
こ……怖いよ、龍兄。
「俺のじゃねぇだろ」
健くんが和馬くんに言う。
それも、ぐっと眉間にしわを寄せて。
「俺らの。だろ? 何様のつもりだよ」
「あ?」
やっぱり睨みあう2人。
「今時、俺様なんて流行んないよ」
この期に及んで、和馬くんをバカにしたように健くんが言った。
もちろん、これに和馬くんが黙ってるわけもなく。
「てめぇみたいに無口でクール野郎だって流行んねぇよ。むしろ、何考えてんのかわかんなくて気持ちわりぃんだよ!!」