10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
うっ……
ら、ラーメン。
あたしの、ラーメン……
ストンと、カウンター席に腰を下ろした。
「冷めないうちに召し上がれ」
背中を丸めながら、遠慮がちに頷く。
だってだって。
背中に感じる鋭い視線が痛いんだもん!!
チクチクじゃない。
グサグサだ。
誰の視線かなんて、振り返らなくてもわかる。
ズズズっと、ラーメンを流し込んで、出来るだけ視線を無視する。
「うまい?」
カウンターに頬杖をついて、あたしを覗きこむ健くん。
「……おいひい」
麺を口に入れ過ぎたせいで、うまくしゃべれない。
それに……
健くんの顔があまりにも近くにあるせいで、口に入れた麺を吐き出してしまいそうになる。
頭に巻いてる白いタオル。
それ、反則でしょ?
似合いすぎにも程がある。
あたしの寿命、10年は縮んだかも。