10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!

背中を丸めながら教室に入る。

入り口に立ち止まって、和馬くんの席に目を向けた。

いない――…

いつもなら机に突っ伏して眠っているのに。

今日は鞄さえも置かれてなかった。

あたしより先に階段を上って行ったのに、一体どこに行ったんだろう。

そんなにあたしと会いたくないの?

和馬くんはいつもそう。

都合が悪くなると、人の話を聞こうとしない。

ずっと背中を向けてばかりで、ちっとも振り向いてくれない。

誤解を解きたいのに……

たった数秒時間をくれたら、いくらでも言いわけできるのに。

それすらも、させてもらえない……

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