10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
「ゆず。嫌いなものは嫌い。 好きなものは好き」
龍兄の言葉の意味がわからず、あたしは首を傾げた。
「俺ら5人さ。考えてみたら、ガキの頃から一度も大きなケンカってしたことないんだよな」
龍兄は空を見上げながら、しみじみと言った。
「小さなことで、“もう絶交”とか言ったことはあってもさ」
「フフっ。そんな事言うのは和馬くんでしょ」
「そうそう。いつも和馬が“もう絶交。絶対俺と口きくなよ”とか生意気なこと言ってさ」
「ハハハっ。龍兄、和馬くんのマネめっちゃ似てる」
口を尖らせて声色を似せた龍兄を指差して笑った。