眼鏡の下は、美少女でした。



蓮と直樹とその女が挨拶を交わしているのを、ぼんやりと見ていると…視界の端に…


あの日、桜の下で見た女に似てる雰囲気を纏った奴が窓に張り付いている…。



ふわふわの長い髪の毛と、色白な華奢な手足。


胸がドキリ…と音を立てた。


ただの後ろ姿なのに、あの日と同じ不思議な雰囲気の女に俺は目を反らせなくなった。


朝間違えて声掛けたあの女のことを思い出す。

全然違うじゃねーかよ。何を俺は間違ってたんだ。絶対こいつがあの女だ。


と、俺の中の何かが絶対そうだと言う。



< 28 / 157 >

この作品をシェア

pagetop