眼鏡の下は、美少女でした。
さっさと売店で昼飯を買って、屋上にスタスタと歩いていく。
それを追いかける蓮。
「ちょ!まてよー!颯斗ー!」
そんな声も聞こえず、屋上に到着してぼんやりと飯を食べる。
「…おー…い……おーい!颯斗ってば!きいてる???」
俺は、気がつくとずっと考え事をしてたみたいだ。
「あ?…あぁ。きーてなかった。なに?」
「なに?じゃないよ〜。あの子と話してからずっと険しい顔してる。もしかしてだけど、あの女の子が例の女の子なの?なんか、聞いてた話と違って相当地味な子じゃなかった〜?」
と、ジュースを飲みながら聞いてくる蓮。
正直言って俺だってあいつがなんなのかはわかんねぇ…。
「…わかんねぇ…。」
俺も混乱してんだよ…。なんなんだよ…。
「えぇぇ〜、俺は余計わかんないんだけど。でも、颯斗あの子のことも嫌いじゃないよね〜?それだけはわかるんだけど、あの子のどこがいいのかわかんなくて腑に落ちないな〜。」
なんて失礼なことを横でブーブー言いながら、ゴロンと寝転がり出す蓮。
俺だってわかんねぇよ…。
俺の探してる女はどこだよ…。
唯は、見た目はお世辞にもいいとは言えないが、唯のあの雰囲気はなんなんだ…。すげぇ引っかかる…。