眼鏡の下は、美少女でした。


────────中庭



あたしは…椎名先輩たちから逃げることができなかった臆病者です……。

愛ちゃんが声なんてかけてくるからぁぁぁ…!!!!
なんて八つ当たりをしながら考える。


何故か椎名先輩によろしくなんてされちゃった…。


あたしの顔見て椎名先輩驚いてたよ…。
ブスでごめんなさい。穴があったら入りたい…。



「ちょ!唯!椎名先輩と知り合いかなんかなの?」

と、中庭に着いた瞬間、クワッと目を見開いてあたしを詰めてくる愛ちゃん。


「ええぇえ?知り合い?そんなわけないよ!椎名先輩の顔だって初めて知ったんだから。」

慌ててあたしは否定する。


「ふーん。でもなんか椎名先輩、唯に興味津々だったよね〜?」

なんだか納得いかない顔で、お弁当を開きながらそんなことを言ってくる。


「そんなこと言われても、本当に知らないし、あたしの顔見た瞬間ビックリしてたからブスでビックリしてたんだと思うんだけど…。」


自分で言ってて悲しくなる気持ちを抑えるためにお弁当を頬張る。


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