眼鏡の下は、美少女でした。
すると…
「そんなことねぇよ」
ずっと無言だった椎名先輩があたしをジッと見てそう答えた。
「えっ…えと、…そうですか…ね?」
予想外の答えにびっくりした…。
「お前の友達だって、楽しいからいるんだろ」
無表情で何考えてるかよくわかんないけど椎名先輩は前を見ながらそう答えた。
「そ、そうですよね」
さっきは早く去れなんて失礼なことを心の中で唱えてたことが少し恥ずかしくなった。
「自信持て」
そう言って大きな手のひらであたしの頭をポンっと撫でた。その瞬間心がほわっと暖かくなって少し涙が出そうになった。
チラリと横目で先輩の顔を盗み見たけど、何を考えてるかはさっぱり分からなかった。
けど、友達として励ましてくれてるんですね…先輩…。いろいろ勘違いしてたけど優しい人なんですね…。