眼鏡の下は、美少女でした。
「ほら!お弁当みんなで食べるわよ?元気だしなさい!」
と愛ちゃんがあたしに声をかける。
「うん…。ちょっとあたし顔洗ってくるね?」
「1人で平気?一緒に行くわよ?」
愛ちゃんが心配そうに見てくる。
「ううん。大丈夫!顔洗いたいだけだからすぐ戻るね!」
愛ちゃんにそれだけ告げると、一人で水道のある建物まで歩く。
そして、さっきのことを思い出す。
はぁぁぁあ…、椎名先輩を見掛けてからずっと、顔を上げられなかったな…。
たまに顔をあげる度に、目の前の光景に何度も目がウルッとなってしまった…。
だめだめ!元気出さなきゃ!
とりあえず周りに誰もいないよね…?顔洗って目冷やそう…。