猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~
…すると、頭の上から声が聞こえた。
「なにしてるんすか」
そう言って声を掛けてきてくれたのは、当時まだ小さくて色が白くて顔は美少年。
だけど目立つ感じではない少し頼りない空くんだった。
そしてゆるい感じの私服姿にコンビニ袋を持ち傘をさしてあたしを見下ろしていた。
「…べつに」
誰にも見られたくなかったあたしは素っ気なく答えたのに全然動じない空くんは
「制服びしょ濡れっすよ。帰らないんですか?」
「柏木くんには関係ないじゃん…」
「そうっすか」