猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け私の想い~
すると…すぐに気づいてくれた。
「…吉岡さん」
顔を上げた空くんと久しぶりに目が合う。
久しぶりで目が合うだけで嬉しくてドキドキとする。
「空くん!ひさしぶり!」
とあたしはニコニコと笑う。
「久しぶりです。案外遅かったですね」
と言う空くんに
「来るのわかってて場所教えてくれたの?」
と目を見開くあたしに
「まぁ、そうっすね」
と言う空くん。
「そ、それって…会いたかったってこと?!」
と喜ぶあたしの口元に指を当てて
「ここ図書館っすよ。静かに」
と言う空くんにコクコクと頭を振る。
「俺終わったんで出ましょう」
そう言うとあたしの手を引いて一緒に図書館を出た。図書館の外にあるベンチに座る。