最後まで読まないで

保健委員のノート

保健委員の仕事で、毎日の怪我人や病人の数を当番ノートに記録する。擦り傷二人、腹痛一人。丁寧に書き込んでいく。過去のページをめくると、ある日から不自然な記録が続いていることに気づいた。『骨折一人』『火傷一人』『意識不明一人』そんな大事故、学校で起きていないはずだ。よく見ると、その筆跡は、いつも私の隣で楽しそうに仕事をしている委員長のB君のものだった。
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