婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】
EP:2☆恐怖と絶望の夜会招待!
ギルside
─────あの夜会から数日
俺は今ロゼッタ侯爵邸に訪れている。
あの日、メイドのルリが謝罪に来た時に、空から降ってきたあの令嬢の名前を聞きだすのは、とても簡単だった。
彼女は、リリィ・ロゼッタ侯爵令嬢。
すぐに調べをまわした。
あまり公の場には出てこない彼女は、情報は少なかったがロゼッタ侯爵家の一人娘で、婚約者もいないことが判明した。
俺はすぐに準備に取り掛かった。