婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】

それは何かというと



「リリィを喜ばせたい。今度の夜会で、サプライズで婚約発表をしたいからリリィには秘密にしててほしい」



その願いを聞いた両親は



「なんてロマンチックなサプライズなんだ!!これはリリィがとても喜ぶ提案だ!!なによりギル様はリリィを深く愛しているに違いない!!」




私に関して頭のネジがゆるい両親は、しっかり勘違いしてギル様の手のひらで転がされてるとは知らずに、大喜びで引き受けていたのだった。



気がつけば身の回りを全て固められていた私。

やられてしまった……。



このままだと、モラハラ婚約ルート確定の私は逃げるしかない。



私は心の中で逃亡を決意する。



ギル様……見てなさいよっ!!

婚約者に私を選んだことを、絶対に絶対に絶対に、後悔させてやるんだから!!


私に勝ったと思ってるの?!
甘いわよっ!!
絶対に逃げ切ってみせるんだからっ!!


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