婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~
そしてそんな自由に生きてきたリリィ様の運命が変わる夜会が今夜開かれる…。
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むにゃむにゃ……。うるさいなぁ…。
「…様!リリィ様!到着しましたよ!」
ガバッと目が覚めた私は、夜会に迎う馬車の中で眠っていたようだ。
「ふはっ?!?!」
「…はぁ…リリィ様、そんなに美しいお姿をされているのに、なんて姿を晒しているのですか…。馬車を降りる前にドレスも綺麗になおしますよ」
寝相が悪くドレスがめくれ上がり私の足が丸見えだ。
目の前で呆れているのは私のお世話をするメイドのルリだ。