年下の王子さまから即プロポーズされて?!
 ひたりでとぼとぼと夕日がのぼる中、歩く。

「ごめんね、黙ってて」

「大丈夫。なんかわたしたちお互い隠そうってしがちだね。大好きなのに……」

「ほんとにそれ。誤解されないように、これからはもっと言葉にするからね! 蒼波」

 い、今蒼波って呼び捨てにした?!

 思わず顔がニヤける。

 とっても大きくて素敵な青年になった王子さまなのに、ふわっと昔の面影が蘇ってくる。

 ずっとずっと思いを抱えてくれてありがとう。
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