毒と悪、詰め合わせ。
「客が入ってきたのに挨拶もなし? 最近の店員は挨拶もろくにできないのね。そんなんじゃ客が減って潰れるんじゃない?」有名なクレーマーのご来店である。鉢合わせてしまった彼は心にもない謝罪を述べながら宥めすかすが、クレーマーはいつにも増してご機嫌斜めだ。長期戦確定。仕方ない。遊ぶか。以前より実験してみたかったことのある彼は、徐に眉を下げた。「お客様、先程から肩に怨霊がぶら下がってます。重くないですか?」
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