余所者-よそもの-【 2 】
それからは何度も、もっさりメガネが瑞生に付いて回る姿を目撃した。
いつも小さなメモとペンを片手に「勉強の秘訣は!?」なんて、ろくに相手にされない瑞生の後を追いかけるソイツはとても滑稽だった。
けれどもそれも日々繰り返し。
数週間後には、どこか面白おかしそうに口端を上げた瑞生が、何かおかしな下僕を連れて歩くように見えた。
あのクソダサもっさりメガネが、確実にどこか小さなところで瑞生を負かしたのだと思うと、
……やっぱりガリ勉って怖ぇなって思った。