愛するあなたを殺させないため、死に戻った私はこの恋を捨てると決めた
「もちろん、私もリオに会えるのは嬉しいわ。でも、すごく疲れた顔をしているから心配なの」
「シアに会えなかったら、俺はもっと元気がなくなってしまうよ」
そう言って、ロジェリオはエリシアを抱きしめると首筋に顔を埋めた。首元を掠める吐息に、鼓動が少し跳ねる。
しばらくその体勢でじっとしたあと、ロジェリオはゆっくりと身体を起こした。その顔は、さっきよりも赤みが増したように思う。
「……早く一緒に暮らしたいな。ずっとシアと一緒にいたい」
「私も、同じ気持ちよ」
心からそう言ってうなずくと、ロジェリオは嬉しそうに頬を緩めた。そして、ジャケットの胸元に手を入れると小さな箱を取り出した。
「今日は、シアにこれを贈りたくて来たんだ。昨日、工房から完成したとの連絡をもらってね、すぐにシアに見せたいと思ったから」
「何かしら」
「開けてみて」
促されて、エリシアはゆっくりと箱の蓋を開ける。中を確認した瞬間、エリシアは目を見開いて息をのんだ。
「これ……!」
「気に入ってもらえた?」
エリシアの反応を見て、ロジェリオもどこか満足げだ。小さな箱の中に収められていたのは、かすみ草をモチーフにした金色のピアスだった。
前世でも彼から贈られた、大切な思い出のピアス。今世でもロジェリオは、同じものを工房に依頼してくれたのだと思うと、嬉しくて涙があふれる。
「嬉しい……。大好きな、かすみ草のピアス……」
「もしかしたら、前の俺も同じものをシアに贈ったかな」
顔をのぞき込まれて、エリシアは小さくうなずく。ロジェリオはやっぱりと言いたげな表情になった。
「何度人生を繰り返したとしても、出会った場所や時間が違っても、俺は必ずシアに惹かれる。だってエリシアは、俺にとって運命の人だからね」
「シアに会えなかったら、俺はもっと元気がなくなってしまうよ」
そう言って、ロジェリオはエリシアを抱きしめると首筋に顔を埋めた。首元を掠める吐息に、鼓動が少し跳ねる。
しばらくその体勢でじっとしたあと、ロジェリオはゆっくりと身体を起こした。その顔は、さっきよりも赤みが増したように思う。
「……早く一緒に暮らしたいな。ずっとシアと一緒にいたい」
「私も、同じ気持ちよ」
心からそう言ってうなずくと、ロジェリオは嬉しそうに頬を緩めた。そして、ジャケットの胸元に手を入れると小さな箱を取り出した。
「今日は、シアにこれを贈りたくて来たんだ。昨日、工房から完成したとの連絡をもらってね、すぐにシアに見せたいと思ったから」
「何かしら」
「開けてみて」
促されて、エリシアはゆっくりと箱の蓋を開ける。中を確認した瞬間、エリシアは目を見開いて息をのんだ。
「これ……!」
「気に入ってもらえた?」
エリシアの反応を見て、ロジェリオもどこか満足げだ。小さな箱の中に収められていたのは、かすみ草をモチーフにした金色のピアスだった。
前世でも彼から贈られた、大切な思い出のピアス。今世でもロジェリオは、同じものを工房に依頼してくれたのだと思うと、嬉しくて涙があふれる。
「嬉しい……。大好きな、かすみ草のピアス……」
「もしかしたら、前の俺も同じものをシアに贈ったかな」
顔をのぞき込まれて、エリシアは小さくうなずく。ロジェリオはやっぱりと言いたげな表情になった。
「何度人生を繰り返したとしても、出会った場所や時間が違っても、俺は必ずシアに惹かれる。だってエリシアは、俺にとって運命の人だからね」