愛するあなたを殺させないため、死に戻った私はこの恋を捨てると決めた
くすくすと笑うロジェリオは、首筋へのキスを止めるつもりはないようだ。吐息が肌をくすぐり、唇が触れるたび、甘く痺れるような感覚に襲われる。だんだんと身体から力が抜け、エリシアはくたりと彼の肩に頭を預けて荒い息を吐いた。ロジェリオは、なだめるようにエリシアの肩を抱き、優しく頬を撫でてくれる。
「シアが可愛いのは間違いないけど、俺以外の男に、シアの髪形に言及されるのはちょっと嫌だな」
どこか拗ねたようなロジェリオの発言に、エリシアは小さく笑う。
「あら、弟と執事よ?」
「分かってるけど、それでもだめ」
そう言ったあと、ロジェリオの唇が首に押し当てられた。軽く肌を啄まれて、エリシアは思わず息を詰める。首筋に唇を触れさせたまま、彼は吐息まじりに囁いた。
「嫉妬深くて、嫌になった?」
「まさか。リオがそれほど私を愛してくれているってことだもの」
背中に腕を回して抱きつくと、ロジェリオは安心したような吐息を漏らした。
しばらく抱擁を交わし、エリシアはふとロジェリオの顔を見上げる。
「そうだわ、薔薇を見に行かない?」
「いいね。では、お手をどうぞ、お嬢様」
「ふふ、ありがとう」
立ち上がったロジェリオに手を差し出され、エリシアは笑って彼の手をとった。
庭の一角に植えた薔薇は見事に咲き誇り、芳しい香りを振り撒いている。朝方まで降っていた雨のせいか、薔薇の花弁に残る雫が宝石のようだ。
「本当に綺麗だ。薔薇といえば真紅という印象だけど、白や黄色も美しいね」
「そうなの。私はこの、ピンクの薔薇が一番お気に入りよ」
「うん、可愛いエリシアのイメージにぴったりだ」
「シアが可愛いのは間違いないけど、俺以外の男に、シアの髪形に言及されるのはちょっと嫌だな」
どこか拗ねたようなロジェリオの発言に、エリシアは小さく笑う。
「あら、弟と執事よ?」
「分かってるけど、それでもだめ」
そう言ったあと、ロジェリオの唇が首に押し当てられた。軽く肌を啄まれて、エリシアは思わず息を詰める。首筋に唇を触れさせたまま、彼は吐息まじりに囁いた。
「嫉妬深くて、嫌になった?」
「まさか。リオがそれほど私を愛してくれているってことだもの」
背中に腕を回して抱きつくと、ロジェリオは安心したような吐息を漏らした。
しばらく抱擁を交わし、エリシアはふとロジェリオの顔を見上げる。
「そうだわ、薔薇を見に行かない?」
「いいね。では、お手をどうぞ、お嬢様」
「ふふ、ありがとう」
立ち上がったロジェリオに手を差し出され、エリシアは笑って彼の手をとった。
庭の一角に植えた薔薇は見事に咲き誇り、芳しい香りを振り撒いている。朝方まで降っていた雨のせいか、薔薇の花弁に残る雫が宝石のようだ。
「本当に綺麗だ。薔薇といえば真紅という印象だけど、白や黄色も美しいね」
「そうなの。私はこの、ピンクの薔薇が一番お気に入りよ」
「うん、可愛いエリシアのイメージにぴったりだ」