愛するあなたを殺させないため、死に戻った私はこの恋を捨てると決めた
「愛して……る、……リオ」
 すぐに追いつくから、どうか待っていて。
 そんな願いを込めて、エリシアは目を閉じた。
 身体に力が入らず、男の声も遠ざかっていく。
 真っ暗な闇に包まれて、どこまでも深い場所へ落ちていく感覚。
 たどり着いた底にきっとロジェリオがいると信じて、エリシアは暗闇に身を任せた。
 
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