26歳の春、私は私を好きになれた
第四章
愛される価値
26歳になった私は、
昔より強くなった。
⸻
一人でご飯を食べられる。
⸻
一人で旅行もできる。
⸻
休日を誰かに埋めてもらわなくても、
楽しめる。
⸻
昔はできなかった。
⸻
誰かがいないと不安だった。
⸻
でも今は違う。
⸻
もちろん寂しい日もある。
⸻
恋だってする。
⸻
だけど、
自分を見失うことはなくなった。
⸻
なぜなら。
⸻
私はようやく知ったから。
⸻
愛される価値は、
誰かに証明してもらうものじゃない。
⸻
最初から持っているものなんだと。