26歳の春、私は私を好きになれた
第五章

春風


その日。

私は昔の自分に手紙を書いた。



22歳のMちゃんへ。



大丈夫。



今は苦しいよね。



返信一つで落ち込んで。



一言で舞い上がって。



たくさん泣いて。



たくさん悩んで。



でもね。



全部無駄じゃなかったよ。



その恋は。



あなたを壊すためじゃなくて。



あなたを救うためにあったんだよ。



そう書いた。
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