君がいた夏の終わりに
第六章


別れてからの毎日は、

思ったより普通だった。



仕事に行く。



ご飯を食べる。



寝る。



世界は何も変わらない。



でも。



心だけが変わっていた。



ふとした瞬間に思い出す。



コンビニ。



好きだった曲。



待ち合わせ場所。



全部にKくんがいた。



忘れようとしても、

忘れられなかった。
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