目と口は同じぐらいにものを言う
隠し事
視線を感じて顔を上げると、必ず彼と目が合った。
大学の講義。偶然同じ一般教養の授業を履修し、なんとなく隣に座るようになったことをきっかけに私たちは知り合った。
如月 柊斗。
人懐っこい笑顔と、大型犬がぶんぶんと尻尾を振っているような無邪気な性格。それが彼の第一印象だった。
「好きです。俺と付き合ってくれませんか?」
そんな彼が、慣れない経度と共に顔を赤くして告白してくれた時のことは、今でも鮮明に覚えている。もちろん、私の答えは決まっていた。
「こちらこそよろしくお願いします」
ぱあっと花が咲くように笑みを浮かべる彼に思わず笑ってしまった。
付き合い始めてからも、彼はとにかく私に甘えてきた。
「千夏ー」と名前を呼ばれて、気づけば肩に頭を乗せられているなんて日常茶飯事。クールだのサバサバしているだのと言われる私にとって、柊斗のそのストレートな愛情表現は少し気恥ずかしく、けれど決して悪い気はしないものだった。
そんな彼の秘密がを知ったのは、ある金曜日の夜。
大学のサークル仲間との飲み会の帰り道でのことだった。
大学の講義。偶然同じ一般教養の授業を履修し、なんとなく隣に座るようになったことをきっかけに私たちは知り合った。
如月 柊斗。
人懐っこい笑顔と、大型犬がぶんぶんと尻尾を振っているような無邪気な性格。それが彼の第一印象だった。
「好きです。俺と付き合ってくれませんか?」
そんな彼が、慣れない経度と共に顔を赤くして告白してくれた時のことは、今でも鮮明に覚えている。もちろん、私の答えは決まっていた。
「こちらこそよろしくお願いします」
ぱあっと花が咲くように笑みを浮かべる彼に思わず笑ってしまった。
付き合い始めてからも、彼はとにかく私に甘えてきた。
「千夏ー」と名前を呼ばれて、気づけば肩に頭を乗せられているなんて日常茶飯事。クールだのサバサバしているだのと言われる私にとって、柊斗のそのストレートな愛情表現は少し気恥ずかしく、けれど決して悪い気はしないものだった。
そんな彼の秘密がを知ったのは、ある金曜日の夜。
大学のサークル仲間との飲み会の帰り道でのことだった。


