アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
「それがね、私が趣味で作ったドレスを奥様がたいそう気に入ってくださって、この店の店主さんに紹介状を書いてくださったの」
「すごいじゃない!」
「今はまだセミオーダーの服だけだけど、制作を任されているのよ」
「さすがフランカ!」
豊満な胸を張り上げるフランカ。
彼女の裁縫の腕がプロレベルなのは知っていた。
兄弟姉妹が多いフランカは昔から彼らの服をリメイクしたり、時には譲ってもらった服を分解して仕立て直すこともあったのだそう。
私に服を仕立て直す方法を教えてくれたのも彼女だ。そのおかげでこの年までほとんど服を買い換えずに済んだほど。
だがまさか趣味と実益が混ざり合ったそのスキルでドレスを作り出すまで成長しているとは思わなかった。
侯爵家の夫人に認められ、王都のお店で制作を任されているなんて……。
しかもその間、わずか二年である。
ふふっと幸せそうに笑うフランカに尊敬のまなざしを向け、握る手には思わず力が入る。
「ありがとう。それにしてもお店でアイヴィーに会うとは思っていなかったわ」
「実は一着くらいいい服を持っておこうと思って……」
「すごいじゃない!」
「今はまだセミオーダーの服だけだけど、制作を任されているのよ」
「さすがフランカ!」
豊満な胸を張り上げるフランカ。
彼女の裁縫の腕がプロレベルなのは知っていた。
兄弟姉妹が多いフランカは昔から彼らの服をリメイクしたり、時には譲ってもらった服を分解して仕立て直すこともあったのだそう。
私に服を仕立て直す方法を教えてくれたのも彼女だ。そのおかげでこの年までほとんど服を買い換えずに済んだほど。
だがまさか趣味と実益が混ざり合ったそのスキルでドレスを作り出すまで成長しているとは思わなかった。
侯爵家の夫人に認められ、王都のお店で制作を任されているなんて……。
しかもその間、わずか二年である。
ふふっと幸せそうに笑うフランカに尊敬のまなざしを向け、握る手には思わず力が入る。
「ありがとう。それにしてもお店でアイヴィーに会うとは思っていなかったわ」
「実は一着くらいいい服を持っておこうと思って……」