アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
間違いではないけれど、そんなに心底不思議そうな顔をされてしまうと、少しだけ自分が空っぽなんじゃないかって心配になってくる。
「……王子に贈りたいのよ」
けれどそう告げれば、すぐにセルロトは「ああ」と納得したように手を打った。
「王子関連の方だったか!」
「そうだけど、その言い方って……」
分かってくれて嬉しいけれど、セルロトの中の私には王子関連って項目があるのね……。
そんなに王子王子言ってたかな?
一時期、マリー様とくっつけよう大作戦の時は王子のことに構いきりだったけれど、それからはそんなことはないはずだ。
…………お菓子とかお茶の話の方が多かったはず!
何か反撃する言葉が欲しいのだが、私がお姉様と王子を大切に思っているのは事実だ。だから恋人の一人も出来なかった訳だが……。
謎のBIG3なる人達の妨害がなくても私って枯れ道一直線だったのでは?
まぁそんな過ぎたことを思っても仕方がない。
「なら確保しといてあげるよ」
「いいの!?」
「うん」
「でも他のお客さんに迷惑じゃないかしら?」
「……王子に贈りたいのよ」
けれどそう告げれば、すぐにセルロトは「ああ」と納得したように手を打った。
「王子関連の方だったか!」
「そうだけど、その言い方って……」
分かってくれて嬉しいけれど、セルロトの中の私には王子関連って項目があるのね……。
そんなに王子王子言ってたかな?
一時期、マリー様とくっつけよう大作戦の時は王子のことに構いきりだったけれど、それからはそんなことはないはずだ。
…………お菓子とかお茶の話の方が多かったはず!
何か反撃する言葉が欲しいのだが、私がお姉様と王子を大切に思っているのは事実だ。だから恋人の一人も出来なかった訳だが……。
謎のBIG3なる人達の妨害がなくても私って枯れ道一直線だったのでは?
まぁそんな過ぎたことを思っても仕方がない。
「なら確保しといてあげるよ」
「いいの!?」
「うん」
「でも他のお客さんに迷惑じゃないかしら?」