アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
「うん。水がいい。だからアイヴィーにあげたあのアイビーの香油もここで採取したアイビーを使ったんだ」
自生しているアイビー。
つまりは野生のアイビー。
なんだか強そうね!
「ほら、あそこに白い花がついてるでしょう?」
セルロトが指を指すそこに茂っていたのはまさにアイビーである。アイビーって結構ツタや葉っぱのイメージが強いけれど、咲かせる花は可愛らしいものなのだ。
強そうね! なんて思ったおまえが何を言うかと思われるかもだけど。
だが強さと可愛らしさを兼ね備えたアイビー……か。
これで花冠でも作ろうかしら?
どうせもらえる見込みはないのだ。
ならいっそ自分で作ってしまうのはどうだろう?
大切な自分に、自分から贈る花冠。
子どもの頃に憧れたそれとは違う物になってしまっているけれど、案外悪くないんじゃない?
「このくらいでいいかな、っと。アイヴィー、行こう」
「うん!」
採取を終わらせたセルロトは籠を背負い、湖に背を向ける。
私もアイスを奢ってもらうべく、彼の後に続くのだった。
「ストロベリーとバニラで」
「はいよ!」
自生しているアイビー。
つまりは野生のアイビー。
なんだか強そうね!
「ほら、あそこに白い花がついてるでしょう?」
セルロトが指を指すそこに茂っていたのはまさにアイビーである。アイビーって結構ツタや葉っぱのイメージが強いけれど、咲かせる花は可愛らしいものなのだ。
強そうね! なんて思ったおまえが何を言うかと思われるかもだけど。
だが強さと可愛らしさを兼ね備えたアイビー……か。
これで花冠でも作ろうかしら?
どうせもらえる見込みはないのだ。
ならいっそ自分で作ってしまうのはどうだろう?
大切な自分に、自分から贈る花冠。
子どもの頃に憧れたそれとは違う物になってしまっているけれど、案外悪くないんじゃない?
「このくらいでいいかな、っと。アイヴィー、行こう」
「うん!」
採取を終わらせたセルロトは籠を背負い、湖に背を向ける。
私もアイスを奢ってもらうべく、彼の後に続くのだった。
「ストロベリーとバニラで」
「はいよ!」