アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
けれどアイスはもちろんのこと、ワッフルコーンはさっくりとしており、これはこれで単品でも食べれるほどである。
「これは通いそうね」
そう告げるとセルロトは嬉しそうに笑いながら、私のストロベリーアイスに未使用のスプーンを突き立てる。
「あ! 私のアイス!」
「少しくらいいいじゃん。やっぱりストロベリーも美味いね」
もうっ頬を膨らませるが、セルロトは気にした様子もない。
まぁセルロトの奢りだし、あんまり気にしても仕方ないか。
私は再び自分のコーンに視線を戻そうとして――前方に見知った人を見つけた。
「あ!」
ディートリッヒ様だ。
買い物帰りなのだろう、腕には多くの荷物を抱えている。
一瞬視線を感じたような気がしたのだが、ディートリッヒ様はその場から遠ざかるようにスタスタと歩き始めてしまう。
私も休日とはいえ、お手伝いしたい訳だが、手にはまだまだたくさん残っているアイスがある。
それに一人のディートリッヒ様は一緒に出かける時よりもずっと早足で、追いかけようかと迷っているうちに後ろ姿さえも見えなくなってしまった。
「どうかした?」
「これは通いそうね」
そう告げるとセルロトは嬉しそうに笑いながら、私のストロベリーアイスに未使用のスプーンを突き立てる。
「あ! 私のアイス!」
「少しくらいいいじゃん。やっぱりストロベリーも美味いね」
もうっ頬を膨らませるが、セルロトは気にした様子もない。
まぁセルロトの奢りだし、あんまり気にしても仕方ないか。
私は再び自分のコーンに視線を戻そうとして――前方に見知った人を見つけた。
「あ!」
ディートリッヒ様だ。
買い物帰りなのだろう、腕には多くの荷物を抱えている。
一瞬視線を感じたような気がしたのだが、ディートリッヒ様はその場から遠ざかるようにスタスタと歩き始めてしまう。
私も休日とはいえ、お手伝いしたい訳だが、手にはまだまだたくさん残っているアイスがある。
それに一人のディートリッヒ様は一緒に出かける時よりもずっと早足で、追いかけようかと迷っているうちに後ろ姿さえも見えなくなってしまった。
「どうかした?」