アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
だがそもそも私みたいな田舎の男爵令嬢が城のメイドになることはほぼない。使用人の9割以上が中央に住む貴族のご令嬢か、技術を買われて雇われた王都に暮らす国民かの二択である。
だが実例が少ないというだけで働けないというわけではないし、真面目に働いていれば私でも十分戦力にはなれるというものだ。
それにこの職場は、真面目に働けば働きに応じての昇級と給与アップを約束してくれる超優良な場所である。
そりゃあ真面目に働くわ! だってお金欲しいもの!
でもそんなこと、貴族の娘さん達に求めてはいない。イラつきはするけれど……。
だって欲しいものが違うのだから。
彼女たちは親からもらったドレスやアクセサリー、そして匠と言っても過言ではないだろう使用人達が仕上げた顔で結婚相手を探しにきているのだ。決して働きに、技術を習得しに来ているわけではない。
だが実例が少ないというだけで働けないというわけではないし、真面目に働いていれば私でも十分戦力にはなれるというものだ。
それにこの職場は、真面目に働けば働きに応じての昇級と給与アップを約束してくれる超優良な場所である。
そりゃあ真面目に働くわ! だってお金欲しいもの!
でもそんなこと、貴族の娘さん達に求めてはいない。イラつきはするけれど……。
だって欲しいものが違うのだから。
彼女たちは親からもらったドレスやアクセサリー、そして匠と言っても過言ではないだろう使用人達が仕上げた顔で結婚相手を探しにきているのだ。決して働きに、技術を習得しに来ているわけではない。