アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
「だとすると、これか……これ辺りはどうかな?」
「ではその二つを中心に……」
――それが花壇にどの花を植えるか、庭師と相談することである。
目の前のお爺さん、通称ボブ爺 (本名は知らない)は元宮廷庭師である。私が城に働きに来て、2年くらいで定年退職していったのだが、まさか再会するとは思わなかった。
そう、このボブ爺こそがアッシュ家に定期的にやってくる庭師だったのだ。実はボブ爺はベルモットさんのお茶のみ友達らしく、庭師の役割よりも定期的にベルモットさんとお話に来るついでに庭のメンテナンスをしてくれているらしい。
初めて対応した時は数年ぶりに再会したボブ爺が庭の手入れ道具を一式抱えているわ、奥さんの手作りマフィンを持参しているわで混乱状態に陥ってしまった。
その上、奥からコックさんも出てきてみんなでお茶しようと言うのだから、キャパシティオーバーになっても仕方のないことだろう。
そんな状態で、相談役をかって出たのは今思い返してもよくやったと思う。
どうせこちらも断られるだろうと「私、やりたいです!」と手を挙げればこちらはすんなりと通過したのだ。
「ではその二つを中心に……」
――それが花壇にどの花を植えるか、庭師と相談することである。
目の前のお爺さん、通称ボブ爺 (本名は知らない)は元宮廷庭師である。私が城に働きに来て、2年くらいで定年退職していったのだが、まさか再会するとは思わなかった。
そう、このボブ爺こそがアッシュ家に定期的にやってくる庭師だったのだ。実はボブ爺はベルモットさんのお茶のみ友達らしく、庭師の役割よりも定期的にベルモットさんとお話に来るついでに庭のメンテナンスをしてくれているらしい。
初めて対応した時は数年ぶりに再会したボブ爺が庭の手入れ道具を一式抱えているわ、奥さんの手作りマフィンを持参しているわで混乱状態に陥ってしまった。
その上、奥からコックさんも出てきてみんなでお茶しようと言うのだから、キャパシティオーバーになっても仕方のないことだろう。
そんな状態で、相談役をかって出たのは今思い返してもよくやったと思う。
どうせこちらも断られるだろうと「私、やりたいです!」と手を挙げればこちらはすんなりと通過したのだ。