アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
「やっぱり女性の意見を取り入れた方が華やかになりますよね」
まさかの満場一致で。
その上、こちらはディートリッヒ様の意見を仰ぐ必要はないらしい。
おそらくこれも前任者さんがしていた仕事の一つだからなのだろう。そしてボブ爺とも少しだけとはいえ交流があったのも理由の一つだろうとも思っている。
私はその日から『お庭相談役』という仕事を手にしたのだった。
もちろんその後のお茶会に参加するのも私の仕事の一つである。とはいえ、する事といってもお茶くみとボブ爺の孫自慢につき合うくらいだ。
だがそれすらも私には『仕事』なのだ。だって仕事だと思わなきゃやってられない。
「それでな、孫が今年で18になったんだ。そろそろ結婚を、と思うんだが誰かいい人いないかね~」
この定期的に発せられる鉛玉級の、悪気は全くない言葉に耐えられる気がしないからだ。
ボブ爺に悪意がないのはすでに確認済みである。確認というか、話の流れから察しただけだけど。どうやらボブ爺は私はまだ結婚していないだけで、特定の相手がいると思いこんでいるのだ。
まさかの満場一致で。
その上、こちらはディートリッヒ様の意見を仰ぐ必要はないらしい。
おそらくこれも前任者さんがしていた仕事の一つだからなのだろう。そしてボブ爺とも少しだけとはいえ交流があったのも理由の一つだろうとも思っている。
私はその日から『お庭相談役』という仕事を手にしたのだった。
もちろんその後のお茶会に参加するのも私の仕事の一つである。とはいえ、する事といってもお茶くみとボブ爺の孫自慢につき合うくらいだ。
だがそれすらも私には『仕事』なのだ。だって仕事だと思わなきゃやってられない。
「それでな、孫が今年で18になったんだ。そろそろ結婚を、と思うんだが誰かいい人いないかね~」
この定期的に発せられる鉛玉級の、悪気は全くない言葉に耐えられる気がしないからだ。
ボブ爺に悪意がないのはすでに確認済みである。確認というか、話の流れから察しただけだけど。どうやらボブ爺は私はまだ結婚していないだけで、特定の相手がいると思いこんでいるのだ。