アイヴィーの花冠 ~シスコンと恋愛を拗らせた私はこの度、好きな人の屋敷でメイドとして働くことになりました~
私がそこまでする理由を理解することはできないらしいけれど、応援はしてくれるのだ。
昇級したのだって、単純にスキルが身についてきたからっていうのもあるだろうが、シンドラー王子の口添えがあったからだろう。
私がこの城に来たのは14の時だ。
それから6年が経ち、私より2つ年上のお姉様は結婚適齢期を少しすぎていると言っても過言ではない。忙しいという理由で遅れてしまってはいるものの、そろそろだろう。後数年待てと言われた時はジャックに直談判しに行くとして……。
もうすぐで今まで私が貯めてきたお金が役に立つのだ!
貯金にラストスパートをかけたいと思っていた時の給与アップだった。シンドラー王子からの心遣いに報いるためにも一層力をいれて働かなければならない。
「そうか……。だが姉君のドレスが完成したら貯金する必要はなくなるのだろう?」
「まぁ……そうですね」
言われてみればそうだ。
ウェディングドレスができれば私が稼ぐ必要性はない。
それでも私は当たり前のようにこの場所に『帰ってくる』つもりだったのだ。
貯金する必要などなくなったのに、当たり前のように昇給を目指して。
昇級したのだって、単純にスキルが身についてきたからっていうのもあるだろうが、シンドラー王子の口添えがあったからだろう。
私がこの城に来たのは14の時だ。
それから6年が経ち、私より2つ年上のお姉様は結婚適齢期を少しすぎていると言っても過言ではない。忙しいという理由で遅れてしまってはいるものの、そろそろだろう。後数年待てと言われた時はジャックに直談判しに行くとして……。
もうすぐで今まで私が貯めてきたお金が役に立つのだ!
貯金にラストスパートをかけたいと思っていた時の給与アップだった。シンドラー王子からの心遣いに報いるためにも一層力をいれて働かなければならない。
「そうか……。だが姉君のドレスが完成したら貯金する必要はなくなるのだろう?」
「まぁ……そうですね」
言われてみればそうだ。
ウェディングドレスができれば私が稼ぐ必要性はない。
それでも私は当たり前のようにこの場所に『帰ってくる』つもりだったのだ。
貯金する必要などなくなったのに、当たり前のように昇給を目指して。