政略結婚ですが、クールな旦那様の溺愛が始まりました
「今夜も、じゃないんですか? 昨日も一昨日も一緒に入りましたよ」
「そうだったか?」
わざとらしく微笑む慧は、とてもずるい。すみれは、そんな彼にねだられると拒絶できないのだ。
「明日も仕事なので、なにもしないなら……」
「……昨日も我慢したのに?」
下から顔を覗き込まれ、うっ……と言葉に詰まる。けれど、すみれはたまには慧に勝ちたくて、意思を強く持った。
「……交渉決裂です。慧さんの方が疲れてるんですから、そんなことするよりも早く寝るべきですよ」
彼の身体が心配なのは本心だ。もちろん、自分の身体が持たない……という心配もあるけれど。
「すみれを抱く体力くらい残ってるよ」
慧がすみれの耳元に顔を近づけ、「すみれ」と囁く。甘く優しい声音に弱いすみれは、あっという間に白旗を挙げた。
「……日付は変わったらダメですからね」
「二回はできるな」
「っ……! 慧さん!」
すみれの頬がかあっと熱くなり、硬い胸元をグイッと押す。ククッと愉しげに笑う彼の顔には、もう疲労感はなかった。
そんな笑顔を見せられると、簡単に絆されてしまう。意思を強く持とうと決めたばかりなのに、すみれは今夜も甘い情交に溺れた。
「そうだったか?」
わざとらしく微笑む慧は、とてもずるい。すみれは、そんな彼にねだられると拒絶できないのだ。
「明日も仕事なので、なにもしないなら……」
「……昨日も我慢したのに?」
下から顔を覗き込まれ、うっ……と言葉に詰まる。けれど、すみれはたまには慧に勝ちたくて、意思を強く持った。
「……交渉決裂です。慧さんの方が疲れてるんですから、そんなことするよりも早く寝るべきですよ」
彼の身体が心配なのは本心だ。もちろん、自分の身体が持たない……という心配もあるけれど。
「すみれを抱く体力くらい残ってるよ」
慧がすみれの耳元に顔を近づけ、「すみれ」と囁く。甘く優しい声音に弱いすみれは、あっという間に白旗を挙げた。
「……日付は変わったらダメですからね」
「二回はできるな」
「っ……! 慧さん!」
すみれの頬がかあっと熱くなり、硬い胸元をグイッと押す。ククッと愉しげに笑う彼の顔には、もう疲労感はなかった。
そんな笑顔を見せられると、簡単に絆されてしまう。意思を強く持とうと決めたばかりなのに、すみれは今夜も甘い情交に溺れた。