愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
上目遣いで見つめられながら、両手をゆっくりと優しく包み込まれる。ああやっぱり綺麗だな……なんて感心してしまう。
「許すも何も……私も楽しい時間を過ごさせてもらいましたから」
「……本当に? それなら明日、私とお買い物も行ってくれる?」
「もちろんです!」
そう返事して直後で、何か私、いいように丸められたような? と思ったのだが、それは勘違いではなかったようだ。
「ってちょっと待て!」
ラウス様によって繋がれた手は解かれて、お義母様から私を隠すようにしてラウス様は私とお義母様の間に立った。
お義母様は外された手を胸の前で重ねながら、頬を膨らましてラウス様に抗議をする。
「何よ、ラウス。いいところだったのに……」
「そんなことより買い物ってなんですか!?」
そんなことでラウス様が後れを取るわけもなく、お義母様を責め立てる。これは家族だからできることだろう。私なんかあの綺麗な顔で頼まれたら断れはしない。
「ああそうそう忘れてたわ。ラウス、私とアンジェリカ、それとサキヌは明日モリアちゃんと一緒に王都にお買い物に行くことにしたから」
「許すも何も……私も楽しい時間を過ごさせてもらいましたから」
「……本当に? それなら明日、私とお買い物も行ってくれる?」
「もちろんです!」
そう返事して直後で、何か私、いいように丸められたような? と思ったのだが、それは勘違いではなかったようだ。
「ってちょっと待て!」
ラウス様によって繋がれた手は解かれて、お義母様から私を隠すようにしてラウス様は私とお義母様の間に立った。
お義母様は外された手を胸の前で重ねながら、頬を膨らましてラウス様に抗議をする。
「何よ、ラウス。いいところだったのに……」
「そんなことより買い物ってなんですか!?」
そんなことでラウス様が後れを取るわけもなく、お義母様を責め立てる。これは家族だからできることだろう。私なんかあの綺麗な顔で頼まれたら断れはしない。
「ああそうそう忘れてたわ。ラウス、私とアンジェリカ、それとサキヌは明日モリアちゃんと一緒に王都にお買い物に行くことにしたから」