愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
「たまの買い物というのも良いものだな」
目を覚ませば、ラウス様の腕の中にいた。彼は上半身裸で、私もおそらく何も身につけていない。
身をよじれば、私の起床に気づいたらしいラウス様は私の髪を指に巻き付けながら、「また買い物にいこう。昨日みたいな掘り出しものも見つかるかもしれない」と笑った。
おそらく掘り出しものとはネグリジェのことなのだろう。
途中から記憶を飛ばしている私が、ラウス様と一緒に見つけたアイテム。
高価なジュエリーでなかっただけ良いと捉えるべきなのだろうか?
だが『掘り出しもの』のせいで、私は一度ならず二度までもラウス様と身体を重ねてしまった。
一度目は勘違いだったからいいとして、今はもう他に思い人がいると知っているのに……。
昨晩の行為を思い出して、ボッと顔が赤くなる。反省しようとしているのに全くの逆効果だ。ラウス様は意地悪な笑みを浮かべた。
「また、今度な」
まるで私が欲しがっているみたいじゃないか。
そんな淫らな娘ではないはずなのに、その一言で反応してしまうのだから文句の一つも言えやしない。
目を覚ませば、ラウス様の腕の中にいた。彼は上半身裸で、私もおそらく何も身につけていない。
身をよじれば、私の起床に気づいたらしいラウス様は私の髪を指に巻き付けながら、「また買い物にいこう。昨日みたいな掘り出しものも見つかるかもしれない」と笑った。
おそらく掘り出しものとはネグリジェのことなのだろう。
途中から記憶を飛ばしている私が、ラウス様と一緒に見つけたアイテム。
高価なジュエリーでなかっただけ良いと捉えるべきなのだろうか?
だが『掘り出しもの』のせいで、私は一度ならず二度までもラウス様と身体を重ねてしまった。
一度目は勘違いだったからいいとして、今はもう他に思い人がいると知っているのに……。
昨晩の行為を思い出して、ボッと顔が赤くなる。反省しようとしているのに全くの逆効果だ。ラウス様は意地悪な笑みを浮かべた。
「また、今度な」
まるで私が欲しがっているみたいじゃないか。
そんな淫らな娘ではないはずなのに、その一言で反応してしまうのだから文句の一つも言えやしない。