愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
「それはそうとラウスさん、聞いておきたいことがあるんだけど」
「何でしょう?」
「式場の規模はどのくらいかしら?」
お姉様が尋ねると今までお姉様に主導権を握らせてじっとしていたお母様もトトトとこちらへと向かって話に混ざり始めた。
「あ、それはお母さんも聞いておこうと思ったのよ。ほらシトちゃんのところ、大所帯でしょ?」
「ミントお姉様の方が多いんじゃない? あそこはおじさま達も祝いに来るから」
「ああ、そうねぇ……、それじゃあ200は見積もっていた方がいいかしら?」
「300は居るんじゃない? お兄様達は絶対部下総出で来るわよ」
「そうねぇ、何ならうちとカリバーンさんで二回に分けた方がいいかしら? ねぇ、ラウスさん」
2人がラウス様を挟んで始めたのは式場の手配についてだ。サンドレアは他の貴族と違って親戚中の繋がりが強固のため、どうしても参加人数は単位が大きくなってしまうのだ。
「ええ、検討してみます」
話し合いをすぐ近くで見ていた私はハッとあることを思い出す。
「お姉様、お母様!」
「どうしたのよ、モリア」
「今日は式の話をしに来たんじゃないの」
「何でしょう?」
「式場の規模はどのくらいかしら?」
お姉様が尋ねると今までお姉様に主導権を握らせてじっとしていたお母様もトトトとこちらへと向かって話に混ざり始めた。
「あ、それはお母さんも聞いておこうと思ったのよ。ほらシトちゃんのところ、大所帯でしょ?」
「ミントお姉様の方が多いんじゃない? あそこはおじさま達も祝いに来るから」
「ああ、そうねぇ……、それじゃあ200は見積もっていた方がいいかしら?」
「300は居るんじゃない? お兄様達は絶対部下総出で来るわよ」
「そうねぇ、何ならうちとカリバーンさんで二回に分けた方がいいかしら? ねぇ、ラウスさん」
2人がラウス様を挟んで始めたのは式場の手配についてだ。サンドレアは他の貴族と違って親戚中の繋がりが強固のため、どうしても参加人数は単位が大きくなってしまうのだ。
「ええ、検討してみます」
話し合いをすぐ近くで見ていた私はハッとあることを思い出す。
「お姉様、お母様!」
「どうしたのよ、モリア」
「今日は式の話をしに来たんじゃないの」